neputa note

2015年01月の記事

img of 『逸脱 捜査一課・澤村慶司』 堂場瞬一 【読書感想】
4 min read
BOOK

あらすじ ~10年前の未解決事件を模倣した連続殺人。立て続けに3人の惨殺体が見つかった。県警捜査一課・澤村は過去に自分が犯した失態により心に大きな傷を抱えていた。トラウマを払拭すべく澤村が捜査に邁進する中、さらに4人目の犠牲が出てしまう。被害者の共通点を洗うと、浮かび上がってきたのは意外な人物だった

img of 『皇室制度―明治から戦後まで』 鈴木正幸 【読書感想】
7 min read
BOOK

天皇と皇室の制度は明治期にどのように「創出」され、どのように展開・変容して、現代にいたったのか。明治憲法と皇室典範を中核とする法体系の成立事情と運用の実態を追い、民間の天皇論や国体論、皇室財産論議、戦後皇室制度の国会審議など、さまざまな興味深い論点を提示していく。気鋭の歴史家が日本近現代史の核心に挑む意欲作。

img of 『棘の街』 堂場瞬一 【読書感想】
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BOOK

地方都市・北嶺での誘拐事件は、県警捜査一課の敏腕刑事・上條のミスにより被害者が殺害され、捜査が行き詰まっていた。自らの誇りを取り戻すため捜査に邁進する彼の前に現れた少年。その出会いが彼が封印してきた過去を解き始めた時、事件は意外な姿を見せる…。己の存在意義、組織と個人、親と子。様様に揺れる心情を丹念に描く傑作警察小説。

img of Web本棚(読書管理サービス)を比較 ブクログと読書メーター
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DIARY

「ブクログ」から「読書メーター」へ移行してみた。どちらも大変に素晴らしいサービスなのだが、変えることにした理由はページ表示のパフォーマンス一点のみ。それ以外には大変満足の行くサービスなのだが、利用開始ごろと比較すると体感なので曖昧で恐縮であるが、ページを開く時間があまりにも掛かり過ぎると感じるようになった。

img of 『一〇〇年前の世界一周』アベグ・ワルデマール【写真集】
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BOOK

本書の概要 1905年、ドイツ人青年「アベグ・ワルデマール」が、1年半かけてアメリカ、日本、朝鮮、中国、インドネシア、インド、スリランカを旅し、撮影した写真を中心に編まれた作品。旅から50年を経て記した旅の回想録、当時の時代背景を交えた文章が添えられた117点の写真による100年前の世界の記録。

img of 『ヤクザマネー』 NHKヤクザマネー取材班 【読書感想】
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BOOK

2007年11月11日にNHKで放送された「NHKスペシャル - NHK」の取材班による取材記録。政府が進めた金融規制緩和により、投資マネーが膨れ上がり、新規上場を目指すベンチャー企業がいくつも登場する。そこには大量の資金を供給するヤクザと、それを高度な金融知識で運用する元金融マンたちの姿があった。

img of 『ほとんど記憶のない女』 リディア・デイヴィス 【読書感想】
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BOOK

あらすじ 長短が極端に異なる51篇の短篇集。物語は1篇ごとに大きく内容を変え、散文のような日記のようなお伽話ような話の連続は読者を非日常的感覚に引きずり込む。 読書感想 6年も前に、良く読んでいた読書感想ブログに紹介されており、アマゾンのウイッシュリストに登録をした。

img of 『アメリカの巨大軍需産業』 広瀬隆 【読書感想】
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BOOK

戦争、紛争、そしてテロといった武器を用いた争いは止むことなく世界各地で行われている。しかし、そこで使われる銃や兵器は誰が作り、持ち込んだものなのか。アメリカの30兆円にものぼる国防費を背景に、軍需産業は国家と固く結びつきマーケットを世界へと広げている。拡大を続けたアメリカの軍需産業を詳細に分析した一冊。

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