01.はじめてスマホアプリを作ってみた(検討フェーズ)
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記事の概要
先日こちらに書いたことの詳細。
アラフォー初心者だけどスマホアプリを開発~リリースまでがんばってみた【Android・Xamarin.Forms】
あらすじ この度、素人ながらスマホアプリ開発に挑戦してみた。今回の記事では概要と経緯について書き綴ってみたい。実際に行った作業の詳細は、全7回に分けた記事を別途作成
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スマホアプリ開発未経験者が個人で開発からリリースするまでをの記録。
それなりのボリュームがあるため全7回に分けて書いてみたい。
- 検討フェーズ(どんなアプリを作るか)【今回】
- 要件フェーズ(どんな要件のアプリにするか)
- 調査フェーズ(どんな技術を使うか)
- 設計フェーズ(どうやって作るか)
- 開発フェーズ(実際に作りはじめる)
- 公開フェーズ(アプリを公開する)
- 保守フェーズ(公開から現在まで)
ダイジェストで読みたい方はこちらの記事を。
アラフォー初心者だけどスマホアプリを開発~リリースまでがんばってみた【Android・Xamarin.Forms】
あらすじ この度、素人ながらスマホアプリ開発に挑戦してみた。今回の記事では概要と経緯について書き綴ってみたい。実際に行った作業の詳細は、全7回に分けた記事を別途作成
はじめてスマホアプリを作るにあたり、迷ったこと、どうやって解決したか、をできるだけ詳細に書いてみる。
拙いながらもどなたかの役に立てればうれしい。
今回は「検討フェーズ」でやったことをまとめていく。
はじめてのスマホアプリ開発 検討フェーズ
「スマホアプリを作ってみたい」と思ったキッカケ
最初に思い立ったのは昨年2020年の6月ごろ。
COVID-19新型コロナウイルスの影響ですっかり生活様式が一変するなか、幸い私や近しいところで致命的な被害を受けることは無かった。
ただ閉塞感が増す状況下で精神的な疲労を感じ始めていた。
受け身一辺倒の生活はどうしても疲弊するもの。
多趣味だったりストレス解消の術があればいいが、これといったものがない。
何か没頭できることが必要だ。
寝食を忘れ取り組めることを始めたい、というのが一番のキッカケだった。
なぜスマホアプリ?
10年以上前、かつて仕事でプログラムを書いていたことがある。
と言っても、もともと理系の履修経験もなく、運よく採用してもらった会社の情シスで少々たしなんだ程度だが。
その後はまったく別業種へ転職し以降10年以上プログラムを書くこともなく過ごしてきた。
仕事ではあまりいい思い出はなかったが、プログラミングへの興味だけは残っていた。
技術関連の記事を眺めたりする程度のことはしていた。
そして「何か没頭できるものを」と考えたとき、過去に読んだ「スマホアプリを開発してみた」系の記事が頭に浮かんだ。
「何をどうすれば始められるのかもわからないけれど、とにかくやってみよう」、そんな気持ちでスタートを切った。
何を作ればいいか考える
かつて関わっていたシステムは業務システム。
コンシューマ向けの開発は未経験、スマホアプリも未経験、調べなければならないことはたくさんありそう。
この時点ではやや怖気づいていた。
とはいえもっとも大事な「何を作るか」「何を作りたいか」が決まりさえすれば、あとはそれを実現する手段に過ぎないと謎の自信もあった。
いきなりにして最重要といえるのが「何を作るか」。
「作業量に圧倒されたり、行き詰ったりするたびにモチベーションを維持できるモノにしよう」というのがまず頭に浮かぶ。
どんなコトであれば、高いモチベーションを維持できるだろうか。
「誰かに喜んでもらえる」「めっちゃ儲かる」「世界が平和になる」、いろいろあると思う。
地味に地道に行きたい自分の性格的に「自分自身が日々使うもの」「できれば使い続けるメリットが自分自身にある」ことが重要と思い至った。
「睡眠記録アプリ」に決定する
私は長年「睡眠」という生活行動を苦手としてきた。
また、このブログの更新頻度やTwitterのツイート数からわかる通り、恒常的に何かをすることも苦手だ。
「睡眠を日々記録するアプリ」なら、この「2つの苦手」を克服する手助けになるのではないか。
将来的に天候や気温差などと併せて分析できたらいいな、など夢は膨らむ。
ということで、
- 自分で作ったアプリならば継続して使うだろう
- 自分で使うアプリだからいいものを作ろうと頑張れるだろう
この相乗効果を狙いに定め、まずは「睡眠を日々記録する」をサポートしてくれるアプリを作ってみることに決めた。
次回は「要件フェーズ」について書きたいと。