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img of 『第三の嘘』アゴタ・クリストフ【読書感想】
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BOOK

【※ネタバレを含む】あらすじ ベルリンの壁の崩壊後、双子の一人が何十年ぶりかに、子供の頃の思い出の小さな町に戻ってきた。彼は少年時代を思い返しながら、町をさまよい、ずっと以前に別れたままの兄弟をさがし求める。双子の兄弟がついに再会を果たしたとき、明かされる真実と嘘とは?

img of 『ふたりの証拠』アゴタ・クリストフ【読書感想】
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BOOK

あらすじ 戦争は終わった過酷な時代を生き延びた双子の兄弟一人は国境を越えて向こうの国へ。一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、別れた兄弟のために手記を描き続ける。厳しい新体制が支配する国で、彼がなにを求め、どう生きたかを伝えるため――強烈な印象を残した『悪童日記』の待望の続篇。

img of 『悪童日記』アゴタ・クリストフ【読書感想】
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BOOK

【※ネタバレを含む】あらすじ 戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜さや哀しさ、世の不条理――非常な現実を目にするたびに、ぼくらはそれを克明に日記にしるす。戦争が暗い影を落とすなか、ぼくらはしたたかに生き抜いていく。

img of 『オリエント急行殺人事件』 アガサ・クリスティ 【読書感想】
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BOOK

満員の乗客を乗せた豪華列車、オリエント急行にポアロも乗り合わせた。ところが列車は、深夜、ユーゴの山中で立往生してしまった。豪雪にとじこめられたのだ。翌朝、寝台車の一室から死体が発見された。死体には12箇所の刺傷がのこり、個室にはチェーンがかけられていた。密室殺人である…

img of 『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン【読書感想】
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BOOK

月面調査隊が深紅の宇宙服をまとった死体を発見した。すぐさま地球の研究室で綿密な調査が行われた結果、驚くべき事実が明らかになった。死体はどの月面基地の所属でもなく、世界のいかなる人間でもない。ほとんど現代人と同じ生物であるにもかかわらず、五万年以上も前に死んでいたのだ。

img of 『その女アレックス』ピエール・ルメートル【読書感想】
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BOOK

【※ネタバレを含む】あらすじ おまえが死ぬのを見たい ――男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが……しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。

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